深い森の中。多くの立派な樹の中で、一際目を引く大樹の根元にここは存在します。
　古びた黒樫の扉には時間に見捨てれ、錆びに包まれた銅のプレートがあります。何らかの方法で読めるとしたら、そこには『鼓研究所』と記されていることを知るでしょう。
　中はまるで季節を消してしまったように過ごしやすい湿度と温度が保たれており、光源は見当たらないのですが光に溢れております。
　内部は４階層に別れており、上から迷路のように木の本棚並ぶ蔵書室、青白い桜のような花を咲かせる樹や植物茂る農園。そして人が現代となんら変わらぬ生活が出来そうな広い居住区、最下層は様々に並ぶ実験器具と銀とも水晶と言い得ぬ一つの大きな鉱物が鎮座しています。

　どうか様々な意味で、騒がしいことはしないでください。
　アバターは管理者のもの、お客様は自前でお願いします。
　なりきりですのでロールから気持ちを汲んでくださると幸いです。主である神無は70〜80cmの金毛の耳と尻尾を生やした吸血合成獣の女の子です。
拙い言葉ならお話できますが、上手くはありませんし性格は人よりも犬の方が強く、肉ではなくリンゴや野菜を好みます。背中には小さいですが蝙蝠の羽があり、宙を漂うように飛びます。